私にとっての宝くじは家族とのコミュニケーション

数年前から宝くじを買っています。計画性があるわけでなく、場所に拘って購入するわけでも、シーズンで購入するわけでもありません。私の楽しみは、「家族で買う宝くじ」であることなのです。

私には娘が4人いるので、何かと楽しい話題には華が咲きます。それぞれが多忙な日常を送っていますが、たまに時間があって家族みんなと出かける時もあります。そんな出先で「宝くじ」の垂れ幕を見つけると、それだけでみんな、なぜか盛り上がってしまいます。 

「久々に買ってみようか?どれにする?私はスクラッチかな。」「私はジャンボにかけてみる!なんだか当たる予感する!」という具合に。当たれば勿論嬉しいけれど、私の場合、既に購入する段階でその福運は頂いているのです。家族でおしゃべりしながら「当たったつもり」で並ぶ楽しい時間は本当に楽しくて、いつの間にか、私にとって宝くじは、家族で出かけた時のささやかなイベントのようなものになっていました。

 そういえば、最初に購入するようになったきっかけは、彼と共有できる楽しみを持つためだったことを思い出します。日頃多忙な彼と少しでも楽しい時間を持ちたくて、何にでもそれを見つけ出そうとしていた頃がありました。そんな思いは、大人になって日頃の時間がすれ違いがちな娘たちへと移行していったのだな、と一人感慨にふけってしまうのでした。